部分痩せ!って可能なの?

引き締めや痩身のために筋トレを行うにおいて、「ある一定の部分だけ痩せる!」ということは、実は現実的ではないかもしれません…。

エクササイズ(トレーニング)や食事のコントロールを同時に行うことで全体的にカラダが締まっていく中で、一定の部分を多くトレーニングをしているという結果によって、相対的に他部位よりも締めることはできる可能性はあるでしょう。

通常、ホルモンは内臓組織から分泌されるものだと思われていましたが、筋肉もある一定以上の強度で収縮すると、その周辺の組織に対してホルモンを分泌することがわかってきました。そのホルモンが炎症を抑える役割があるのですが、研究により、脂肪の分解も促すことが明らかになっています!

…ということは、理論上、ジムで行う筋トレのように大きな負荷で筋肉を収縮させると、その周辺の脂肪組織の分解を促す可能性があります。
ただ、これに関しては科学的コンセンサスはまだ得られていないのが現実なのです。しかし、これを後押しするような研究報告もあります!
2012年フィンランドのHeinonenlらによって行われた研究によると、片脚はエクササイズ・片脚は休息という条件でエクササイズ前と後に血液を採取し、その血液中のグリセロール値を測ったところ、エクササイズをした脚の方が有意に血液中のグリセロールの値が高かったという結果となりました。

上記を詳しくお伝えするとすると、以下のように説明できます。
体脂肪を減らすためには、脂肪組織の中の脂肪細胞にある「中性脂肪」を減らさなければいけません。 中性脂肪は、ホルモン感受性リパーゼという酵素によって脂肪酸グリセロールに分解されます
これらが血液に入り、そこから筋肉などに取り込まれていくことによってエネルギー源となります。  低~中強度の有酸素運動を行うことで、約15分後から脂肪酸が使われ始め、はっきりと使われるのが確認できるのは20分程かかるため、「20分以上有酸素運動をしないと脂肪は分解されない」ということになります。

これは、運動を行ったことにより、運動を行った部位の脂肪が分解され、血流の中へと出てきているというように考えることができます。しかし、冒頭にも述べたように、基本的には全身的に身体を絞っていくにおいて、特定の部位が少しだけ他の部位よりも細くなる程度だと考え他方が妥当なので、そこは肝に銘じてトレーニングを実施した方がいいと思います。。。

上記をもとにトレーニングを実施することで引き締めや原料において賢くトレーニングを行うことができるでしょう!
是非、知識をもとにトレーニングを実施して見て下さいね♪

※「自重筋トレ100の基本」参考
※「パーソナルトレーニングスタジオレプレ」参考
https://www.training-lepre.com/dic/otosu.html

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